永遠について

我々は、1つ、永遠というものについて宣誓をしよう。

1つ、宣誓をする。

一つの宣誓は、ある人にとってはブラックホールであり、ある人にとっては真空であろう。

前提は宣誓にとってもっとも不可欠であり不毛な事柄だ。それはこの文章を読む全員が、、、そうだ、全員が分かっていると考えて宣誓をしよう。

 

我々は、恒久的に損なわれず、そして手にすることができない輝きをまとって存在している。

今、根津の駅で隣に座る女がセックスをせがんでうずくまった。

でもそれは欺瞞だ。

我々は、恒久的に損なわれず、それでいて二度と手に入れられぬ輝きをまとっている…。

 

我々は、そう、我々は、あらゆる哲学者や文学家、すなわち、口に糊をする人間たちを信用しない。

私の宣誓が失効するその瞬間に、我々の宣誓は意味をなすだろう。

我々は不可侵の瞬間を永遠に生きている。そしてこの場に残るのは…痕跡にすぎない。

 

百億年後の人類に祈る。

我々の思想を読み取りたまえ。

それこそが我々の痕跡なのだ。

 

千代田線。誰しもがスマートフォンをいじる車両のなかで。

 

S

 

広告を非表示にする